ここのところ、「たばこ増税」についてコメントを連発してきたが、もう一言!
喫煙擁護派の論理に、「たばこは、伝統文化の1つ」という論点がある。社会学や文化人類学の専門家なら、「たばこは、他者とのコミュニケーションを円滑にする役割があった」と言うことができるし、専門家でなくても、「30年、40年と吸ってきたものを、いまさらやめられるか!」と、おっちゃん、おばちゃんのスモーカーが開き直ることもできる。いずれにしても、時間に培われた文化や習慣の重要性を訴えているわけで、首肯、同情できる部分もあるのだが、やはり、たばこはもうアウトだろう。かつて、アメリカの大手たばこメーカーの経営者が、「自分の家族には、絶対に吸わせない」と発言して大騒ぎになったが、思わず漏らしたその本音こそ、真実なのだ。
時間をかけて作られた文化や習慣も、時間をかけて変わっていく。今はその転機だと、潔く腹を括ってはどうだろう?
<人生一本勝負!>
Q:忙しくて、北京オリンピックはゆっくり観ることができませんでした。4年後のロンドン大会はどうだろ?(不動産鑑定士志望/埼玉県Aさん)
A:それぐらいで、ちょうどいい!オリンピックより、あなたの合格が先である。