国家公務員制度改革基本法案に関する議論が、国会で進んでいる。従来の一種試験合格者（採用者）を優遇する「キャリア制度」を廃止。新たな試験は、「総合職」「一般職」「専門職」の3つに区分され、その区分にかかわらず、能力と実績を重視して幹部に登用するという内容だ。組織の機能性を高めることと、官庁希望者の意思をできるだけ柔軟に取り入れること。この2点が大きな目的であり、改革の方向性としては間違っていない。歓迎すべきことである。
ところが受験生の中には、制度改革への不安を訴える人もいる。「今の勉強を続けていてもいいのか？」と心配になるのだろう。しかし、大丈夫！法案が成立し、新制度が実施されるまでには、まだ数年はかかる。合格だけを考えて、来年・再来年に備えていればいい！
＜人生一本勝負！＞
Q：朝、出勤前の30分を勉強にあてるようにしたら、毎日が単調でなくなりました。短時間でも、バカにできませんね？（宅建志望／東京都Aさん）
A：何事も、短時間の長期的な積み重ね！