Wセミナー札幌校で出会った、30歳の男性受講生。彼は現役の公務員なのだが、現行司法試験の2008年合格を目指して、勉強している。「親が子どもに就かせたい職業№1」の公務員でありながら、寝る間を惜しみ、合格率が現在1.8%しかない超難関に挑戦するのは、なぜか? わしの質問に、彼は次のように答えた。
「ある日、突然、こう思ったのです。『このままでは、社会や組織から捨てられる』。だから、自分自身に力をつけてくれるものを学びたいと、真剣に感じました」。
危機感が、未来を切り開いてくれる。そこに、人間の希望があるのだと、わしは思います。
<人生一本勝負!>
Q:私は新聞記者志望ですが、記者としての経験は、先生の人生において、どのような位置付けになるのでしょう?(愛知県Kさん/男性21歳)
A:他人の話によく耳を傾けて、相手の心に思いを馳せる。そして、人の気持ちから、社会のあり方を考える。