プロの勉強法

論文(記述)式試験で、配点が明記されている場合、答案の解答行数も配点割合に従って行う!


 夢を抱いて、実現する君よ!このブログと同じく、毎朝4時に更新している「司法試験・予備試験ブログ」では、毎週日曜日に、合格のバイブルともいえる“プロフェッショナルな勉強法”を掲載している。読者からのご要望にお応えして、この合格ブログ(成川日記)でも、“プロフェッショナルな勉強法”を、アンコール掲載する。
● 最新の“プロフェッショナルな勉強法”は、「司法試験・予備試験ブログ」。
● アンコール掲載の“プロフェッショナルな勉強法”は、この合格ブログ(成川日記)。
 毎週日曜日は、両方のブログに“プロフェッショナルな勉強法”を掲載するので、必ずチェックをして、成功・合格に結びつけてほしい。それでは、合格のためのアンコール掲載“プロフェッショナルな勉強法No.116”を、どうぞ。
論文(記述)式試験で、配点が明記されている場合、答案の解答行数も配点割合に従って行う。
論文(記述)式試験
[設問1]~~~。(配点40点)
[設問2]~~~。(配点10点)
[設問3]~~~。(配点50点)
答案用紙8枚の場合。どんな割合で、使うべきか。
<×:スベる人>
(1)配点割合をまったく無視して、書きなぐる。
(2)自分が分かっているところ(例:[設問2])で、余分なスペース(例:3枚)を、使う。
(3)自分が分かっていないところ(例:[設問3])で、少ししかスペース(例:2枚)しか、使わない。
<〇:受かる人>
(1)まず、配点割合を見て、答案用紙をその割合で使う。
(例)
[設問1]40点(40%)は、3枚強(≒8枚×40%)
[設問2]10点(10%)は、1枚弱(≒8枚×10%)
[設問3]50点(50%)は、4枚 (=8枚×50%)
(2)次に、答案用紙の左の欄外に、その割合通りにエンピツで「( 」印をつける。
(3)原則として(1)(2)で決めた通りに解答の文字を、埋める。
(4)問題分が難しくて、行数(答案枚数)を、余す場合。
  ① 定義や目的(趣旨)などを“必ず”かつ“ていねい”に入れる。
  ② 改行を、少し多めにする。
  ③ 文字を大きく、読みやすく書く。
(5)それでもスペースを消化できない場合。少し少なめのスペース(例:7枚強しか書かない場合)でも、当初のスペース割合(例:40%・10%・50%)は、守る。
(6)最初に ② のエンピツの「( 」印を、確実に消す。
(注)消さないと、「特定答案」とみなされ、失格となる。
<合格ポイント>
(1)答案用紙の分量は、試験委員が出題分を解くのに適切な行数(スペース)とみなしているものである。できるだけ、従う。
(2)ピントが合っている答案なら、多めの答案ほど、よい。
(3)どんな試験でも、1位合格者は、指定の行数(スペース)一杯まで使っている。
(4)以前、司法試験・予備試験の上位合格者の再現答案を見せてもらったら、ほとんどの人が全科目“目一杯”、書き込んでいた。問題文の題意を深く理解していたら、書くべきことはたくさんあるものだ。
<裏技>
(1)本試験の4~6ヶ月前からは、週に何回かは、過去問を素材にして、制限時間に書く訓練をする。
(2)その場合、解答用紙を全ページ使うようにする。
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