社会を元気にする

優しくないバリア・フリー!?


 夢を抱いて、実現する君よ!今日は、「スクール東京」でわしが指導しているA子さんから聞いた話を書かせてもらう。A子さんは、中国地方に在住されている。関西におられるおばあちゃんが、A子さんの家へ電車で訪ねてみえたときの話を聞かせてくれた。
「うちのおばあちゃんは、杖をついて歩いているので、駅の階段を上がったり下りたりすることがあまり出来ないので、電車の乗り換えで別のホームに移動するときは、エレベーターを使います。わたしは、おばあちゃんが乗り換えをするときの道順を、事前に調べました。最寄りの駅には、エレベーターが設置されていますが、エレベーターの場所が、ホームの端にあったり、エレベーターを降りてからのスロープが、急だったりしていました。確かに、バリア・フリーにはなっていますが、実際のところ、使用する人にとっては、使いやすいとは言い難い作りです。優しくないこのシステムに、わたしは寂しくなりました」
と、A 子さん・・・
「確かに・・・実際に使用される人でないと、分からないことだよね」
と、わしは答えた。
高齢者社会となった現在、これからは、このシステム・設備が今より必要になる時代になるだろう。
「本当に賢くないと、人に優しくなれない、優しく出来ない」・・・
「本物の優しさは、賢さから生まれる」・・・。
 バリア・フリーという概念は、社会的に浸透している。今後、ますます重要になって来ることは、みなさん、ご承知のはず。ここから先に進むには、賢さが必要なのだ。個人の、そして社会の!
▼夢を抱いて、実現する君よ! 優しいバリア・フリー社会を目指して、夢を絶対実現!!
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