夢を抱いて、実現する君よ！参議院選を控え、アベノミクス対する評価が議論されることが多いが、安倍首相は、今後3年間の最大のチャレンジとして、「働き方改革」を挙げている。同一労働同一賃金の実現に代表されるように、多様な働き方を可能にする労働制度改革を打ち出しているのだ。「地方創生」、「女性が輝く時代」や「1億総活躍社会」などと同様、キャッチ・フレーズとしては申し分ない。誰も、表立って、反対する人はいないだろう。ただの掛け声で終わらないように、政府ががんばることはもちろん、企業もがんばる、働く私たちもがんばる。そうありたい。とは言え、クリアすべき課題は、山積している。
▼夢を抱いて、実現する君よ！例えば、同一労働同一賃金というと、非正規社員の賃金格差是正にはプラスだが、勤めた分に応じて給料が上がる年功賃金が維持出来なくなり、終身雇用制度がいよいよ危うくなる。日本的と言われる雇用慣行が、大きな変化を被るのだ。すんなりと、行くわけがない。しかし、ここで引いていては、構造改革は夢の夢。制度がどう変わって行くか、現段階では白紙に近いが、どのような制度になろうとも、次の1点だけは強く言える。
「60歳、再雇用制度があるとして65歳、それ以降もちゃんと働けるように、今のうちから準備をする！」。
 退職金、貯蓄や年金などは、勘定に入れない。その方が、賢明だと思う。例え、悠々自適の老後が送れる財産があったとしても、だ。最低限の自活が出来る金額は、自分で稼ぐ。60歳でも65歳でも、70歳でも80歳でも！！
▼夢を抱いて、実現する君よ！死ぬまで働いて、夢を絶対実現！！
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