夢を抱いて、実現する君よ！昨日のブログでは、「技術の発展について行けない私たち！！」と題して、近年の目まぐるしい技術進歩に警鐘を鳴らした。例えば、原発や核兵器が、技術的に可能だとは言っても、一旦、暴走すれば、誰も止められない。壊滅的な事態をもたらす。あるいは、判例主義をデータ主義に置き換えれば、人工知能によって、裁判の簡略化やスピード化は可能であるが、「人間のことを、機械が決める」という社会状況に、全面的に賛成という人は、あまりいないと思う。その点、裁判員制度の導入は、一定の役割を果たしていると評価される。
▼夢を抱いて、実現する君よ！ここに来て、我ながら、論点がやや明確になって来た。技術の進歩と、大きな意味での利益の追求が一緒くたになって、いわゆる「専門家」の地位が非常に危うくなって来ているのだ。「技術の発展について行けない私たち！！」は、「技術の発展について行けない専門家たち！！」とも言える。核分裂反応の専門家とは、一体、何者だろうか？ あるいは、法律の専門家とは？ 技術が発展すればするほど、知見やデータが蓄積されればされるほど、置き去りにされてしまう部分が必ず出て来る。「まさにそこが、人間の出番！！」と、わしは期待しているのだが、現実はそう甘くない。「本物のプロフェッショナルが、ほとんどいない！！」と、何十年も前から嘆いていたのは、主にミクロ的な意味合いだったが、マクロ的な意味でもプロがいないことが、世界的に明らかになりつつある。
▼夢を抱いて、実現する君よ！ 真のプロを目指して、夢を絶対実現！！
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