世の中には、各分野でそれ相当の力を持ちながら、マスコミへの露出が少ない、あるいはまったくない人たちがけっこういる。昨日紹介したIT関連企業の女性経営者も、「仕事と家庭を両立させる自立した女性」の見本のような人なので、取材の申し込みがチラホラあるらしいのだが、一切断わっているという。なぜか? 彼女いわく、「実益があまりないから」。わしもまったく同感である。
「宣伝効果があるのでは?」と意外に思う人がいるかもしれないが、効果らしきものがあるのはほんの束の間。目に見える効果を上げるためには、露出の頻度を格段に増やす必要がある。つまり、タレントのようにならないと、ほとんど意味はないのだ。
この点を勘違いしてしまうと、ちょっとテレビ、新聞や雑誌で紹介されたことでいい気になって、本業が疎かになり、業績がガタンと落ちてしまう。目の移りの激しいマスコミの相手をするには、それ相当の覚悟なり用意なりがいるのである。
<人生一本勝負!>
Q:いつ見ても、新社会人の初々しい姿はいいものですね。年齢や経験をどれほど重ねても、彼らのような新鮮な気持ちだけは失いたくない、と思う4月です。(社労士志望/男性41歳)
A:その気概と謙虚さが日本や世界を救う!