会社勤めをしながら社労士の勉強をしている32歳の男性から相談を受けた。
「週に2~3回、上司から飲みに誘われるのですが、どうすればいいでしょうか? 勉強時間が削られるのはもちろん痛いのですが、上司の好意をむげにするのも気がひけます。人柄が良くて、仕事もすごくできる人なので、できるだけお付き合いしたいと思っているのですが……」。
わしの回答は、次のとおり。
「3回に1回だけ受ける。3分の2は断わってもいい。日頃から、『胃腸の調子が悪くて』と伏線を張っておけばよい」。
よほど信用できる相手なら、試験準備をしていることを正直に話すという手も考えられるのだが、やはり職場では受験のことを持ち出さないほうが賢明だ。自他に対する甘えにつながるからである。
絶対合格という大事な目標のためには、ちょっとしたウソは方便として必要。理解ある人なら、合格後にウソをばらしても、きっとわかってくれる!
<人生一本勝負!>
Q:実質的に富裕層しかチャンスがない現在のロースクール制度は、大問題だと思うのですが……。(東京都Kさん/女性19歳)
A:法曹に限らず、あらゆる専門家への道は、「仕事への情熱」と「能力向上のための自己努力」を第一義にすべきなのだ。