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お客をバカにして、どうする!?

 仕事で付き合いのある32歳の男性から聞いた話だ。彼はコンピューター関連の会社に勤めており、システム構築に携わっているのだが、同僚の男性のことで困っているという。その男性は、ユーザーから簡単な質問を受けると、やり込めるようにピシャリと上から物を言って、相手をバカにする。ユーザーから反論を受けようものなら、自分の専門知識を延々と並べ立てて、論破しようとする。オリンピックの出場経験のある人が、あまりスポーツが得意でない小学校の体育の先生をバカにするようなもので、非常に見苦しく、会社の評判も悪くなるので、どうしたものかと頭を抱えているというのだ。
 「スキルに限って言えば、たいへん優秀で、心強い戦力になるのですが、社会人としての常識があまりにもなくて、周囲のみんなは持て余し気味です。仕事ができるので、今のところ上司は黙認しているようですが、このままでは、お客様のためにも、社のためにも、彼自身のためにもならないと思います」。
 「お客様は、神様です」という歌があったが、ビジネスの現場では、「お客様は、神様以上」なのだ。神様はお金を払ってくれないが、ユーザーは大切なお金を払ってくれる。神様以上の存在をバカにして、どうやって生きていくのだ?!
<人生一本勝負!>
Q:テキストの厚さに圧倒されてしまうのですが……。(弁護士志望/男性29歳)
A:「たくさんあるな」と感じたら、1~2日で、大きな項目だけを拾って、最初から最後まで読み飛ばしてしまうのも手だ。1度、通覧してしまえば、おぼろげながらも全体像がつかめるので、落ち着いて、勉強に取り組めるぞ!

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