夢を抱いて、実現する君よ！　わしの知り合いに、自動車部品メーカーの社長さんがいっらっしゃるのだが、彼に言わせると、日本とドイツでは、「クルマ作りの哲学」が全然、異なるそうだ。日本車の場合、重視されるのは、燃費、使い勝手の良さや、環境性能。大きなくくりで言えば、ズバリ！　「効率」である。スマートに、コンパクトに、そして今のご時世ならエコ。時代の流れに伴う内外の要請に、的確に、そつなく応えるクルマ。それが、日本車だという。一方、ドイツはどうかと言えば、こちらはズバリ！というより、無骨に、頑固に、今も昔も、「安全第一」。BMW、ベンツ、ポルシェ、アウディやフォルクス・ワーゲンといった有名どころも、ユーザーの好みや流行を反映してか、そのスタイルを少しずつ変えて来てはいるが、「『安全が何よりも優先する』というクルマ作りの哲学は、微塵も揺るがない」と社長さんはおっしゃる。「日本車ならペシャンコになってしまうような事故でも、ドイツの車ならダメージはずいぶん少なくて済みます。日本の高級車は、デザインや内装など、分かりやすい部分に贅を尽くしますが、ドイツの高級車は、『より安全であるか？』『ドライバーや同乗者の生命、身体を、キチンと守れるかどうか？』で決まります」。なるほど！　お国柄がよく出ている話だと、わしは感心しました。わしのイメージでは、ドイツ製といえば、「機能美」。クルマの機能で最も大切なことは、「安全」だと、ドイツのメーカーは考えているわけだ。
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夢を抱いて、実現する君よ！　素晴らしいこだわりではないか。夢を、絶対実現！！
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