受験生の中には、「入試のための勉強なんて、社会ではほとんど役に立たない」「資格試験の学習には、実務とは関係のないことも多い」と、リアルかつシニカルに受験を見ている人たちもいる。たしかに、その見方は間違ってはいないのだが、正しいともいえない。なぜなら、自分がこれからやることを、あまりにも客観視し過ぎると、熱が入らず、勢いがついていかないからだ。人間は本当に正直な生き物で、少しでも無意味と感じることには集中できない。時が経つのを忘れて夢中になったり、ここ一番という大事な場面で、火事場の馬鹿力を発揮することはできないのだ。
短期合格を実現するためには、もちろん冷静さも必要。しかし、冷静なだけでは、勝負事に勝つことはできないぞ！
＜人生一本勝負！＞
Q：今回の中国製冷凍ギョーザ問題で初めて知ったのですが、日本の食糧自給率は40％にも満たないのですね？いいのでしょうか？先進国では普通のことですか？（行政書士志望／福岡県Sさん）
A：端的にいって、よくない。環境に配慮しながら自前で食糧を調達する、つまり自然食の普及や、全国各地で少しずつ始まっている地産地消へのさらなる取り組みが急務なのだ。