仕事での成功を目指すビジネス・パーソンにとって、専門分野の研究に励んだり、関連資格の取得を目指すことは、直接のプラスがある。時間とお金を惜しまず、積極的にやってもらいたい。これほどリターンが確実な投資はないからである。
その一方で、業務には直接関係のない事柄も、できるだけ勉強したほうがいい。自分の仕事にばかりとらわれていると、21世紀を生きる社会人としてのバランスを欠き、専門バカになるおそれがあるからだ。
ただし、こちらの勉強は、義務感を免れたものであるほうが好ましいから、「趣味」と考えてもらってよい。ただ、真剣に遊び心を発揮する、本格的な趣味でなければならない。
仕事ができる人は、意外な趣味を持っていることが多く、「無趣味」「仕事が趣味」という人ほど、案外、本業の幅も狭いものなのだ。
<人生一本勝負!>
Q:エアコンの暖房のせいか、勉強中に妙な眠気に襲われて困っています……。(司法書士志望/埼玉県Yさん)
A:ときどき暖房を切れ!部屋の換気をして、冷気で頭を冷やせ!