夢を抱いて、実現する君よ！　これまでに何度も、何十回も、何百回も言っていることだが、「暗記中心の勉強は、ダメ！」。資格試験の業界に携わって40余年、司法試験・予備試験を中心に数多くの受験生たちと直接・間接に触れ合って、苦楽を共にして来たが、彼ら・彼女らの大部分が、なぜか暗記に走ってしまうのだ。3％が一応の目安だった旧試験よりは合格率が上がり、現在では門戸がより広くなった格好にはなっているが、国民の生命や財産に大きく関わる法曹資格が、「頭に詰め込むだけ詰め込んで、本試験当日にだけ正解が導くことができればいい」といった暗記に偏った学習法で得られるわけがないではないか。運転免許の学科試験とは、違うのだ。免許の試験だって、暗記だけでは100点満点は難しい。「なぜ、そうなるのか？」「この場合は、どこが間違っていて、どうすれば正しくなるのか？」という理由付けや根拠がキチンと理解されていないと、状況に即した、問題文で言えば、ちょっとしたひねりや応用に対処できないからだ。暗記に走ってしまうのは、不正解を恐れ過ぎる一種の強迫観念であって、「不正解イコール不合格」という誤解に基づいている。「自分の頭で判断して、その結果が不正解だったならば、トコトン納得できるまで復習し、自分のものとする」。この地道な作業をコツコツと続けた人だけが合格者になれるという事実に、受験生の大部分はまるで気づいていないのだ。
なお、午前4時更新の「司法試験・予備試験ブログ」は、司法試験・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
夢を抱いて、実現する君よ！　わしはこれからも、何千回でも何万回でも言うぞ。夢を、絶対実現！！
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