夢を抱いて、実現する君よ！　通勤や通学で利用する電車やバスは、「動く書斎」。元来、机の前でじっとしているのが苦手なわしは毎日、大いに活用している。出張の際の新幹線や飛行機も、わしにとっては最適な勉学・業務環境だ。生産性や効率をキープしながら、行くべく場所に移動できる。リフレッシュもできる。活かさない手はないではないか！　と言うわしのアドバイスを取り入れて、この春から早速実践に踏み切ったAさん。39歳、弁護士志望の男性受験生。自宅から会社までは、電車でおよそ90分。徒歩での移動と乗り換えが1度あるので、車中の実質時間は60分ほどだという。Aさんはこの60分×2を「復習のゴールデン・タイム」と決めた。前日に学習した内容を、翌日の出勤時におさらいする。そして、帰宅時にもう1度おさらいする。「1歩進んで、2歩下がる」のリズムを確立したわけだ。「元々、暗記が得意ではなくて、年齢も年齢ですから、恐る恐る前に進んでいるようなものです」とAさんは謙遜しているが、そのリズム、すでに合格圏内にある。1度の復習は、あたりまえ。そこを2度、3度としつこくやれるかどうかが、合否を大きく左右するのだ。「ある項目を勉強したら、24時間以内に、その項目に関連する過去問を解く」という習慣をさらに付け加えれば、言うことなし！　そのAさん、こんなことを言っていた。「朝が特にそうなのですが、できれば席を確保したい。けれども、始発駅まで逆に行ってという時間的な余裕もない。そこで自然と、途中下車する人たちの顔を覚えるようになりました。その人が降りる前に、近くに移動しておいて、自然な形で座る。ところが先生、みんな似たようなことを考えているのですね。私と同じ席を狙っている人たちとも顔見知りになって、『今日は、どうぞどうぞ』と譲り合いをやってます（笑）」。
なお、午前4時更新の「司法試験・予備試験ブログ」は、司法試験・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
夢を抱いて、実現する君よ！　他人を押し退けなくても、合格や成功はできる。夢を、絶対実現！！
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【合格一本勝負】
Q：「自分が変わらなければ、何も変わらない」は分かりますが、「真心を差し出すか、お金を差し出す」とは、受験生にとってどんな意味があるのでしょうか？（弁護士志望・東京都Ｈさん）
A：指導をするスクールや講師に対して、「真面目に一生懸命、トコトン勉強します」という真心を、口だけではなく行動で示す。あるいは、「合格して実務家になったあかつきには、（授業料とは別に）絶大なるお礼を致します」と約束するくらいの気概を以って、事に当たれということだ。
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