夢を抱いて、実現する君よ！　夢を見ることは、悪いことではない。夢がないと、生きていても面白くない。今日、一生懸命になれる夢。明日を楽しみにできる夢。ここで言う「夢」を、「自らが抱く理想」と定義してみよう。受験生なら、絶対合格を果たして、目標とする資格を取得して実務家になったり、志望する学校に入って次のステージで学ぶこと。ビジネス・パーソンなら、いい仕事をして、会社・上司・同僚・部下やユーザーからプラス評価され、さらにやりがいのある仕事を任されたり、出世したり、収入がアップすること。わしに言わせれば、ひとこと！　「自己価値を上げること」。これを「夢」としてみよう。受験生にしろ、ビジネスパーソンにしろ、「夢」を持ち、「夢」を語る人はたくさんいる。しかし、そのほとんどは「夢」を実現できない。なぜか？　能力が決定的に不足しているわけではない。他者との競争に敗れるわけでもない。勉学や仕事の環境が悪いわけでも、運に見放されたわけでもない。理想と現実の違いを正確に把握できないから、「夢」を実現できないのだ。ズバリ言えば、「コストのことを考えない」。現実から理想に至る「夢」の過程には、時間・お金・エネルギーといったコストがかかる。一般に、より価値の高いものを求めるなら、そのコストは大きくなる。しかし、「夢」を抱くほとんどの人たちは、遠くの夢をポカンと眺めているだけで、コストのことを真剣に考えない。手間暇を惜しまず、身銭を切って、体全部で体1つの勝負を挑む覚悟がない。「夢」を見るのは自由で、それこそ1人ひとりの勝手だが、コスト感覚が備わっていない「夢」は、ただの絵空事に過ぎないのだ。　
なお、午前4時更新の「司法試験・予備試験ブログ」は、司法試験・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
夢を抱いて、実現する君よ！　理想を追うなら、現実から始めよ。夢を、絶対実現！！
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【合格一本勝負】
Q：ロースクールを出て一振中の私、成川先生がおっしゃる「ケチでは、合格できない！」がようやく分かりました。（検察官志望・東京都Oさん）
A：肌にヒリヒリするような、コスト感覚！
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