夢を抱いて、実現する君よ！　これから、いよいよ本格的な資格試験シーズンを迎える。多くの受験生が、「泣いても笑っても、後ちょっと」の直前期に突入する訳だ。そこで今日は、「後悔しないための勉強法」の1つを紹介しよう。残り時間は、限られている。1分1秒と、失われていく。だからこそ、効率的かつ地に足つけた学習が、絶対合格のためにどうしても必要になって来るのである。択一式（短答式）を例に取る。ある設問に肢が5つあるとして、「1番は正解」「2番は曖昧だったが何とか正解」「3番は正解」「4番は分からなくて不正解」「5番は正解」だったとしよう。勉強の優先順位は、最初に「4番」、次に「2番」。これは、誰にでも分かることだ。理解が伴っていないことを放置しない、自分の弱点を直視することが、学習の基本であり、直前期にはその基本がより強く求められる。本番も間際になって、自分ができないことと正面から向き合うのは、誰だって嫌だし、面白くないのだが、ここでグッと踏ん張らないと、点数は稼げない。絶対合格は、ありえない。「また1つ、勉強の素材が見つかった」「改善の材料に、巡り会えた」と感謝して、復習に励むのだ。基礎の強化に取り組むのだ。では、正解だった「1番」「3番」「5番」は、どうすればいいか？　「時間が足りない直前期なのだから、正解だった箇所にかまっているヒマはない」と考えるのが、一見、合理的。しかし、ここに落とし穴がある。単なるラッキーで正解だった可能性もあるからだ。「2番」の正解のように、自分でも曖昧だという自覚があるときは、まだいい。自覚がない場合が、怖いのだ。だから、正解だったとしても、もう一度、内容を再確認する。「定義」「根拠」「理由」などを、スピーディーに見直すのである。
なお、午前4時更新の「司法試験・予備試験ブログ」は、司法試験・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
夢を抱いて、実現する君よ！　油断は、命取り。夢を、絶対実現！！
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