夢を抱いて、実現する君よ! 今日は、静岡県で雑貨屋さんを営んでいる友人から聞いた話を紹介しよう。彼の奥さんは、この春から、民生委員の仕事をすることになった。主な業務内容は、一人暮らしをされている65歳以上のお年寄りのお世話をすること。新任の奥さん、張り切って、元気を出して、担当となった15軒の御宅へ足繁く訪問を繰り返していたのだが、その中の1軒に、何度行っても、時刻を変えて何回訪れても、いつも留守にしている家がある。「中で倒れているのではないか・・・」「まさか、孤独死では・・・」と不安になった奥さん、お隣の方に尋ねてみたところ、「入院しているみたいですよ」との返事。隣同士でありながら、「みたい」と言うところに、付き合いの浅さ、疎遠な感じが伺える。東京や大阪の都市部だけではなく、いまや地方においてもそうなのだ。名簿には携帯電話の番号が記載されていたので、何度かかけてみたが、つながらない。「本当に病院にいるならまずは安心なのだが・・・」「入院患者の在不在を、病院側は教えてくれるのだろうか・・・調べる方法はあるのだろうか・・・」と思いつつ、拭い切れない不安を抱えたまま帰宅すると、その夜の8時頃、雑貨屋の電話が鳴った。取ったのはご主人だが、「何を言っているのか、よく聞き取れない」と言う。ピンと来た奥さん、ご主人から受話器を奪うように電話に出て、「○○さんですか?」。果たして、そうであった。翌日の朝一番、奥さんはその名を告げられた病院へ行ったそうだ。そのお年寄りは、昔、雑貨屋によく来てくださっていたお客様だった。病気になられ、その頃の面影はまったくなく、会った瞬間、奥さんにはすぐにわからなかったが、お年寄りは奥さんのことをしっかり憶えていた。肺がんのため、口許に耳を近づけてもよく聞き取れない声しか発せなくなっていた。20年ほど前、妻と娘が家を出て行って以来、ずっと一人暮らしをされてきたそうだ。その話を聞いて、新米民生委員の奥さんは、涙でお年寄りのお顔が見られなくなったという。
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夢を抱いて、実現する君よ! これも、ニッポンの現実なのだ。夢を、絶対実現!!
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