夢を抱いて、実現する君よ！　人口減少と高齢化によって疲弊することが目に見えている日本を再生するために、海外からの移民を積極的に容認すべきとの意見には反対だと、わしは述べた。少子化によって人口が減るとはいえ、まだまだ人が多過ぎるこの国に移民を受け入れることは、社会的な負担を増やすことになるからだ。では、どうすればよいか？　みなさんは真剣に考えてくれただろうか。わしの答えは1つ、「自己価値を上げる」。具体的に述べよう。
（1）現在の職場環境で生産性を上げる。社会的な富の、適正な使われ方を、チェックする。
（2）「もっと力を発揮できる！」と自分が信じる、やりたい仕事に就けるよう努力する。
（3）都市部や大企業に依存するのではなく、日本をもっと広く使える知識、スキルやアイデアを持つ。
（4）海外でも働ける人材に、なる。
わしは、移民を一概に否定している訳ではない。当面の労働力確保には有効だし、島国ニッポンにとっては大きな刺激になることは間違いないし、「外圧」によって、この国が変わってきたのも事実だ。しかし、その前に、我々1人ひとりがやるべきことがある、と言いたいだけなのだ。
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【合格一本勝負】
Ｑ：東日本大震災から2年になりますが、早くも危機感が薄れていくのが怖いです。（司法書士志望・東京都Ａさん）
Ａ：それが人間、だから、自覚が必要！
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