夢を抱いて、実現する君よ！　司法試験3,000人枠が撤廃される見通しとなったが、では今後、改善のポイントはどこにあるのか？　量と質の両面から見ていこう。
（1）まず、量についてだが、現在およそ1億2,000万人の日本人口に対して、法律家人口は約3万5,000人。これが多いのか少ないのかが、議論のポイントとなる。日本は訴訟社会ではない。その裏返しで、なあなあの解決や泣き寝入りも多いだろう。もし、法律家の数を増やすというのなら、ユーザーが利用しやすいような環境整備をしなければならないはずだ。例えば、弁護士の紹介制度。あるいは、地域ごとに一定数の法律家を国や地方が配置するなど。単に数をどうこうでは、活きた制度にはならない。
（2）次に、質についてだが、国民の生命や財産に関わる法曹の養成には、厳しい基準が適用されて当然なのだ。多彩な人材を呼び込むことはもちろん結構だが、現在のようにカルチャー・スクールにでも通う気持ちの受験生が増えるだけなら、頭でっかちと批判される受験エリートだけが合格できる方がまだまし。試験そのものの在り方を、もう一度よく見直す必要がある。
なお、本日午前4時更新の「司法試験・予備試験ブログ」は、司法試験・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
夢を抱いて、実現する君よ！　完全な制度はない、だから、自分がやるべきことをやる。夢を絶対実現！！
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Ｑ：司法制度改革が失敗したとしても、私は失敗しない！（弁護士志望・東京都Ｋさん）
Ａ：そう、やるのは自分！
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