知人の女性から、次のようなお便りを頂いた。
「昨年の暮れ、母が自宅で足を挫いてしまいました。母は5年前に脳梗塞を発症し、右半身に麻痺が残り、私の介助を必要とする体になりました。この5年間、母の事で正直、疲れることが多い。母は打撲による痛みを訴えますので、それまで母に任せていた家事は私の負担となり、トイレの介助などまた仕事が増えました。私は自分のペースが保てなくなり、私の方まで病気になってしまいそうな精神状態に。ところが、ある日、ふと、こんな風に思い直すことができたのです。母の足は骨に異常はなく、幸い打撲で済んだのだから、痛みが取れれば、また歩けるようになる。もし、骨折していたら寝たきりになって、認知症を発症することだってありうる。大難を中難に、中難を小難に、小難を無難にしていただいた事に気づき、感謝できるようになったのです。その日から、どんなにきつい状況でも、有難いと思える事を探せば、本当にたくさんあると思えるようになりました。そう考えれば、物事はきっと良い方向に進んでいくのだと」。
わしも、まったく同感です。もう一度、復唱します。「大難を中難に、中難を小難に、小難を無難に」。
なお、本日午前4時更新の「司法試験・予備試験ブログ」は、司法試験・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
【合格一本勝負】
Ｑ：先生の変わらぬパワーには、ホント脱帽です。（医学部志望・大阪Ｔさん）
Ａ：命ある限り、燃えてやる！
【お知らせ】
「正月の叫び２０１３」
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