ノーベル医学・生理学賞を受賞した山中伸弥京都大学教授が、内閣府で行われた科学技術担当相や総合科学技術会議の職員との会合で述べた言葉が印象的だった。要点は、3つ！
（1）「日本では創造的な仕事をしているかよりも、話がうまいとか有力な研究室の出身かどうかなどで評価される。やる気のある若い人にきちんとチャンスが与えられる環境づくりが必要」。研究職においても、事情は一般企業と同じようである。本質よりも、表面的なことにかまけ、振り回されているのが、日本の現状なのだ。
（2）「アメリカの研究者は厳しい競争にさらされており、ノーベル賞受賞者でも業績が出ないと隅に追いやられる。日本も昔すごいことをしたから、永遠に身分が保障されるというのはやめるべきだ」。企業という組織体を、「フリーランスの集合」とみなすことができるかどうか。健全な競争なき所に、発展はない！
（3）「日本では、創造的な研究に必要な支援スタッフが充実していない」。このコメントは、大いに前向きに捉えることができるのではないか。要するに、ヒトとカネの使い方が間違っているということなのだ。
―――新たな雇用を生み出すためにも、山中教授のアドバイスを活用すべきである。
なお、本日午前4時更新の「司法試験・予備試験ブログ」は、司法試験・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
【合格一本勝負】
Ｑ：自炊でちょこちょこ手先を使い、メニューでちょっとした工夫をすることは、専業受験生である私にとって、貴重な息抜きになっています。（検察官志望・東京都Ｋさん）
Ａ：健康的にリフレッシュではないか！
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