受験生に送る言葉

仕事をしろ!

「法科大学院が乱立したものの、合格率が低迷しており、司法制度改革の一環として実施された新たな試みが、早くも停滞・機能不全の態を示している」という新聞記事があった。優れた法曹の人員を増やすという当初の意図から大きく離れ、現場サイドからは「粗製乱造」と批判される上に、合格者の数そのものの確保ができていないのだ。これらの問題点は、ロー・スクール制度導入以前に関係者の間で盛んに議論され、ある程度は予想された想定内の事態。だから、法的な制約に柔軟に対応しながら、改善に改善を重ねていくしかない。ところが、だ。わしが目にした記事は、エンドユーザーであるロー・スクール生、あるいはこれからその道を目指そうとしている受験生にまったく取材をしていないのだ。当局が発表したもの、ネットで簡単に見ることができるような過去の調整済みの内容だけで記事を書いている。これでは、毒にも薬にもならないだろう。マスコミの仕事として成立していないだろう。何が問題で、どうすればよりよいのか、一番肌身で感じているのは、身銭を切っている、切ろうとしているエンドユーザーなのだ。
わしは、毎日の勉強、仕事やアルバイトで忙しいロー・スクール生や受験生に、「声を上げろ!」とは言えない。マスコミに「もっとユーザー・サイドの声を掬い上げてもらいたい!」と言いたいだけだ。
なお、本日午前4時更新の「司法試験・予備試験ブログ」は、司法試験・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
【合格一本勝負】
Q:自己採点60点くらいで、勝負の夏場が過ぎた今・・・(公務員志望・東京都Nさん)
A:エニタイム勝負だ!
【成川豊彦の関連ホームページ】
成川.net(毎朝4時更新)
(パソコン用)合格グッズ.com
(携帯版)合格グッズ.com
司法試験予備校・予備試験予備校「スクール東京」
司法試験・予備試験ブログ(毎朝4時更新)
「スクール東京」通販サイト

オススメ講座

成川豊彦日記修了まで

ペイパル新規登録キャンペーン

アーカイブ

にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
PVアクセスランキング にほんブログ村
PAGE TOP