最近、新聞やテレビでも取り上げるようになった「40歳定年制」。長寿社会が抱える問題点の解消と、労働市場の活性化を実現するものとして、わしは大いに関心を持っている。
これまでに何度も指摘して来たことだが、人間誰しも、60歳や65歳で仕事を辞めてしまって、これといった不自由のない貯蓄暮らし・年金暮らしを始めると、数年でボケてしまうのだ。現役時代にはバリバリ仕事をこなしていた人でも、働かなくなった途端、人が変わったようにダメになってしまう。そのまま、病弱になって、一生を終えてしまった人を、わしは何人も知っている。
だから、普通の人が80歳90歳まで生きる世の中なら、80歳90歳でも普通に働けるような環境を作ることが、社会的な要請になっているのだ。この観点からすれば、従来の年齢の区切り方は明らかに中途半端。60代になってからでは、肉体的にも精神的にも明らかに下り坂に入っていて、次なるステージにジャンプするには、遅きに失した感がある。そこで、平均寿命の半ば辺りで、一度リセットする機会を設ける。これは、非常に理に適ったことではないか。
せっかちなわしとしては、オリンピックにならって、4年に1度の更新でもいいと思っている。官も民もドンドン代謝を速くして、人がより動きやすい世の中になればいいと思っているのだ。みなさんは、どう考えますか?
なお、本日午前4時更新の「司法試験・予備試験ブログ」は、司法試験・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
【合格一本勝負】
Q:人間って、本当に嫌になるほど、習慣の動物ですね。(司法書士志望・兵庫県Tさん)
A:だから、いい習慣を身につければ、びっくりするほど良くなる!
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