「試験に、落ちた」「仕事に、失敗した」などという20～40代の若い人から、相談をよく受ける。そんなとき、わしは決まって言うセリフがある。「それは、今だけでしょう」と。
受験やビジネスがうまく行かなくなったって、それは今日、現在の話である。明日、来年のことではない。今から、コツコツ一生けん命やれば、次は合格・成功できる。何も、しょげたり、ビビッタリする必要は、まったくない。ところが、かなりの人が、滅入ってしまい、意気消沈する。挙句の果ては、自滅してしまう。
それは、おかしい。勝負は、そのときだけの勝ちであり、その場だけの負けである。「ガタガタしない」。ただし、やることがある。自分の弱点・欠点をよく認め、改善して行く。自らの至らない点を補強し、コツコツ実力をつけて行く。
そして、次の勝負のときに、蓄えてきた実力を爆発させる。そして、リベンジする。
ところで、この世の社会で、1人の人間が生きている間に出くわす出来事などは、所詮、大したことはない。本人にとって、「大変だ」「もうダメだ」と思っても、「その時・その場所・その状況」だけの話である。人間の身の回りのことは、すぐ消え、すぐ忘れ去られてしまう。
「色即是空」である。失敗・不合格も成功・合格も、「空」であり、「虚」である。だから、大したことは、ないのである。
ここでのポイント。それは、今のこの瞬間を、自分の最善と思う方法で、少し全うすることである。「一日一生」に徹するのである。「試験に落ちた人」よ、「仕事に失敗した人」よ。「人生（世の中）なんて、大したことはない」。だから、自分流に一生けん命、やるのである。
なお、本日午前4時更新の「司法試験・予備試験ブログ」は、司法試験・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
【合格一本勝負】
Ｑ：仕事をしながら、受験勉強をしています。このところ、ずっと疲れているので、元気が出ない。何か特効薬はありませんでしょうか（予備試験受験・東京都Kさん）。
Ａ：君は、いわゆるスランプ状態に入っている。心の特効薬を試してみてはどうですか。受験生から、「元気になれた」といわれるものです。わしがプロデュースする「合格グッズ.com」で発売している、「合格！スランプ処理法」ＤＶＤ（税・送料込1,000円）が、それ。超面白いヨ！
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