これから本格的に社会に出て行こうとしている10代20代の若者、人生の転機を真剣に考えている30代40代の中堅層、あるいはファイナル・ステージに向けて新たな準備を始めようとしている50代60代の方々まで、わしは老若男女から毎日のように受験相談を受けているが、本来、エントリーしてはいけない人たちが受験に入ってきていることが多いとよく感じる。夏は海やプールに泳ぎに行き、冬はスキーに出かける。ちょっとお金と時間に余裕が出来ると、旅行や食べ歩き・飲み歩き。盆と正月、または冠婚葬祭にかこつけて、必ず帰省する。こういった人たちは、受験勉強という競争生活にエントリーしてはいけないのだ。なぜなら、神様もびっくりのどまぐれを除いて、結果はほぼ100％アウトだから。最初からやらないほうが、本人にとっても、周囲の人たちにとってもハッピーなのである。エネルギー、時間やコストをドブに捨てるような真似は誰もしたくないし、誰も見たくないだろう。
難度の高い試験ほど、知的格闘技の要素が色濃い。受験アスリートに徹することが出来ず、お子様ランチ的な感覚で難関資格や自己啓発を目指すなど、チャンチャラふざけた話なのだ。淡々と、自分自身の限界を突き詰める覚悟がないのなら、一般人の暮らしに幸せを見出せばいい！
なお、本日午前4時更新の「司法試験・予備試験ブログ」は、司法試験・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
【合格一本勝負】
Ｑ：この夏の自己採点は80点といったところです。（日商簿記1級受験・東京都Ｍさん）
Ａ：練習（勉強中）では、100％を目指せ！　
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