高校2年のある日、わしは上級生3人に階段下の物置に呼び出された。理由は、「オマエ、生意気だ」。そう言われても、わしとしては応えようがないので次なる展開を待っていたところ、担任の英語教師が通りがかったのだが、まったくの知らん顔。それで気抜けしたような3人組、呼び出した手前、タダで帰すのも格好がつかないと考えたのだろう、まるでその気のないパンチをわしの腹に2、3発くれて、「これからは気をつけろよな」と捨て台詞を残したまま、そそくさと行ってしまった。
子どものいじめは本来、些細なこと、他愛無いことから始まる。それがそのまま過ぎてしまえばいいのだが、風通しの悪い環境では陰湿にエスカレートしてしまう。被害者と加害者が生じてしまうまで、エスカレートするのだ。
子どもたちの持つエネルギーをうまく昇華させる組織的集団的な機能、昔で言えばお祭りみたいなものが、我々の社会にはもっと必要なのかもしれない。
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【合格一本勝負】
Ｑ：受験勉強を始めて思うのは、いかに時間を無駄にしていたか・・・（公務員志望・山梨県Ｇさん）
Ａ：それは、命の無駄にもつながる！
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