わかるかな?
例えば1つの円の中に、○が3個、×が3個、入り混じっているとしよう。「○は○、×は×と分けて整理しなさい」と言われれば、100人中ほぼ100人、ちゃんと課題に応えることができるだろう。
ところが、ちょっとした長さのある論理的な文章の中に、肯定的な表現が3文、否定的な表現が3文、入り混じっていると、肯定と否定をキチンと分けて整理し、文意を正確に汲み取り、そこから重要ないくつかの論点を抽出できる人は、100人中3人程度になってしまう。
これが、司法試験に代表される各種試験の受験の姿なのだ。学問と知性の関係なのだ。要は、ものごとを抽象化したり、具体化する力をつけることが必要になる。
わしが受験生にいつも、「字面を丸暗記するのではなく、図表やイメージを駆使して、内容を自分の頭で理解せよ!」と言うのは、そのため。ちゃんと考えるためには、ちゃんと整理できることが大前提となるのである。
なお、本日午前4時更新の「司法試験・予備試験ブログ」は、司法試験・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
【合格一本勝負】
Q:政治の話は、進歩しない!(公認会計士志望・東京都Dさん)
A:ならば、個人レベルで進歩するしかない!
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