会社勤めをしながら資格取得の勉強をしているサラリーマン受験生から聞いた話。彼が担当している出入り業者に新入社員が配属されて、ちょくちょく連絡を取り合うようになったのだが、ある日、約束の時間に電話をしてくれと頼んだのに、来ない。翌日、本人が来社することになっていったので面と向かって注意すると、相手はケロッとした顔をして、「ケータイのほうに、掛けましたけど」。
確かに、前日の約束の時間に着信履歴が残っていて、「あっ、失敗したなあ」と反省はしたのだが、ケータイでつながらなければ、会社の電話に掛けてみるのが常識ではないのか？　そう考えた彼は、「先生、どうなんでしょう。10年違えば、常識も変わりますか？」と真面目に悩んでいたが、大切な常識はそうそう変わるものではない！
最近の若い人の傾向がある。「ケイタイをかけた」「人にことづけた」と、やりっぱなし。「相手に伝わったか」「その後のことは、どうなったか」などの予測が、まったくできない。結果は、知らんという態度である。これでは、仕事といえず、自己満足・自己弁論だけの作業になってしまう。浅はかである。
なお、本日午前4時更新の「司法試験・予備試験ブログ」は、司法試験・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
【合格一本勝負】
Ｑ：仕事も上司も選べない。だから、資格ぐらいは自分の手で！（公認会計士志望・京都府Ｍさん）
Ａ：自分で作り出す価値がある！
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