司法試験突破を目指している受験生から、注意された。28歳の彼はロースクールを修了したものの、2回不合格に。三振アウトまで、チャンスはあと1度しかない。
その彼に何を注意されたかというと、勉強する際のモチベーションについて。わしはこの40年来、受験生のやる気を支えるのは、（1）夢やロマン、あるいは欲望と、（2）「今に見ておれ！」という負けん気、あるいはリベンジ精神だと言い続けて来た。ところが、彼に言わせると、そうではないのだ。
「最近の若い世代には、夢と呼べるようなものは特に何もありませんよ。もちろん、負けん気もなし。あるのは、目先の損得ぐらいで、それもどちらかというと、得をしたいというより、損をしたくないという気持ちが強く、言ってみれば安全第一です。今の僕を動かしているのは、いわば焦りであって、親の仕送りに依存しながら無職という現状を1日でも早く抜け出したい、人並みでありたいというだけなんです」。
なるほど。考えさせられました。
なお、本日午前4時更新の「司法試験・予備試験ブログ」は、司法試験・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
【合格一本勝負】
Ｑ：先生に勧められて、睡眠薬、使ってみました。気持ちも体も、楽になりましたよ！（予備試験受験・大阪府Ｗさん）
Ａ：依存しなければ、機能的！
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