答練、模試や本試験が終わった後で、「できた」「できなかった」と一喜一憂して騒いでいる受験生がよくいるが、わしの目から見ると小賢しい! なぜなら、資格試験は絶対評価ではなく相対評価、つまり「全体の中でどの順位に位置付けられるか」が合否の基準となるからだ。他人ができたことを自分ができなかった場合は大変まずいが、他人ができなかったことを自分もできなかった場合にはさほど問題にならないのである。ということは、受験生が最も専心すべきは、多くの人ができる「基礎」の取りこぼしを100%防ぐことであって、多くの人ができない「応用」「難問」「奇問」に挑戦することではないのだ。ここの所をキチッと把握していないと、「基礎」の反復がどれほど重要か、スクールの講師やスタッフ、あるいは先輩合格者からいくら言われても心底はわからない。わからないまま、不合格のまま、受験生活を終えてしまうのである。
この不合格は、「基礎」「基本」という言葉が大嫌いである。それは、「基礎」「基本」ができたら、合格することを知らないからである。それに、なまけものという性格も加わっている。
なお、本日午前4時更新の「司法試験・予備試験ブログ」は、司法試験・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
【合格一本勝負】
Q:原子力の専門家って、本当にいるのですか?(ロースクール志望・東京都Iさん)
A:わしも最近、疑問に思っていたところだ!
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