中日ドラゴンズ前監督の落合博満さんが言っていた。
「球とは、ケンカをしない」。
なるほどなあ、と感心しました。さすが、一度ならず三冠王に輝いた打者のひとこと。「球には、逆らわない」という表現はテレビや新聞の解説でお馴染みだが、「逆らわなければいいのか?」「それでは、ピッチャーに合わせているだけにならないか?」「バッターとしての主体性は、どうなる?」と常々疑問に感じていたところ、落合氏の言葉でストンと得心がいきました。そう、逆らわないというより、ケンカをしないのだ。ケンカ腰で向かっていいことなど、この世には何もないのだ。どういった態度で出てくるかわからない相手とケンカをしないためには、万全の準備がいる。練習やシュミレーションを入念に行い、精神的にも技術的にも毅然たるものを作り上げておかなければいけない。逆らわないという消極的な態度では、ケンカを避けて、いい結果を得ることなどできはしないのだ。
これは、受験にもビジネスにもピタリと当てはまる。受験生は、試験科目や試験制度とケンカをしてはいけない。ビジネスパーソンなら、ユーザーや会社とケンカをしてはいけないのである。
要は、「相手の球を、好きになる」のである。
なお、本日午前4時更新の「司法試験・予備試験ブログ」は、司法試験・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
【合格一本勝負】
Q:30歳、40歳と一区切りつくたびに、「何か勉強したいなあ」と思うのは不思議ですね。(弁護士・大阪府Kさん)
A:いや、それは非常に人として自然なことなのだ!
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