ビジネスの本質

日本人全員が、職人に!

わしは時間があるとき、ちょくちょくCATVのドキュメンタリー番組を観るのだが、先日、大いに感動した! 「鳳竹堂」の筆職人・佐久間末男さん。仕事の流儀を次のように語っておられた。
(1)使う人に、教わる。
職人というと、自分のやり方に強いこだわりを持ち、ちょっとやそっとじゃ変えない頑固者というイメージがあるが、それだけではないのだ。道具に命を吹き込むのは、作る人ではなく、使う人。だから、ユーザーの意見を素直に、かつ貪欲に聞いて、今後の仕事にしっかり結びつけるのだという。わしも、まったく同感です! 「先生」と呼ばれて何十年にもなるが、わしの先生は受験生のみなさんなのだ。
(2)段取りがすべて
筆作りには、素人には想像できないびっくりするくらい多くの工程があるのだが、仕事のほとんどは、その準備にあるという。こなすことが主ではなく、用意することが本質。準備さえしっかりできていれば、やるべきことがどんなにたくさんあっても、それほど大変ではないのだ。ところが、段取りがまずいと、仕事の出来は絶対にまずい! わしも痛いくらい体でわかっているが、講義の下準備が万全でないと、結果的に手抜きになって、受講生の信頼を損なってしまうのだ。どんなに些細な点であっても、1つを疎かにすると、講義全体の価値はガクンと地に落ちると、わしは考えている。 
佐久間さんがおっしゃる職人魂は、業種を問わない仕事の奥義だと思う。サラリーマンでもOLでも公務員でも自営業でも、働くことの根っこには、共通のものがある!
【合格一本勝負】
Q:6時間は寝たい。そのために仕事がんばっています。(予備試験志望・大阪府Mさん)
A:その意気で、さらにスピード!
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