中国、韓国、東南アジアやヨーロッパの人たちと話をしていると、「祖国」と「母国」の違いについて考えさせられることがある。みなさんは、どんなイメージを持っているだろうか?
「祖国」とは、自らのルーツがある国。民族や家系が強く意識されている。一方、「母国」は、自分が生まれた国。個人的な視点に立った意識だ。
日本人のほとんどは今や、祖国というイメージを持っていないように思う。母国という感じさえ薄らいでいる。ごく当然のこととして、国があり、人が生きている。それが、日本だ。
ところが、外国人のなかには、強烈な祖国意識や母国意識、あるいは両者の違いについて敏感な人たちが結構いる。それが、多様性にもつながり、対立点をもたらすこともある。
日本という国の平板さや単一性を積極的に超えていくためには、もっともっと他国の人たちとの交流が必要なのだろう。ビジネスでも、それ以外の場面でも。内向きの態度では、自然な発展はもう望めない!
なお、本日午前4時更新の「司法試験(新司法試験)・予備試験ブログ」は、司法試験(新司法試験)・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
【合格一本勝負】
Q:先生がおっしゃっていた仕事や人間関係の愚痴をこぼせる相手。年上ですが、同級生に見つけました。(ロースクール生・東京都Sさん)
A:健全な距離を保って、大切に!
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