民主主義では、多数決がものをいう。なんだかんだいって、数の力が圧倒的なのだ。だから、国家の構成員である国民1人ひとりが常に高い政治意識を持ち、勉強し、発展的に批判する姿勢を持たないと、公の機関では権力の濫用やとんちんかんな対応がすぐに起きる。このことは、マスコミを見ているとわかるでしょう。われわれの暮らしに直結している政治が、われわれの日常から剥離してしまうのは、困る。
このような事態を避けるには、当局と国民を結ぶ質問ネットワーク、わしに言わせれば「Q&Aブリッジ」を構築するとよい。いわば、パブリックなお客様サービス係。民主国家を名乗るなら、国民からの疑問や提案を、広く素直に受け付ける用意があってしかるべきではないか。行政サービスを本当の意味でのサービスにしていくためには、政治家も役人も、もっともっと民間の企業努力を見習うべきなのだ。
【合格一本勝負】
Q:「要は、やる気の問題」と気づくまでに10年。(ロースクール志望・京都府Eさん)
A:気づいただけでも、儲けもの!
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