このところ、寒さが増してきた。このため、風邪を引く人も多い。わしも、かかってしまった。喉がいたく、寒気がする。それに、鼻水が止まらない。ときどき、咳も出る。「体は丈夫」と思っている、自分にも、かかるのである。
しかし、である。仕事や研究には、影響がないようにしている。通常の量(質)の2分の1ぐらいは、こなしている。2分の1といっても、通常の人の平均的な量(質)より、かなり多いと思う。若い人から、「なぜ、風邪を引いているのに、そんなに働けるのですか」と問われる。
その答えを、自分なりに考えてみた。ポイントは、こうである。
(1)「一日一生」、つまり、「朝に生まれ、夕に死ぬ」自分の中に、風邪君が気まぐれに、遊びに来ていると思っている。だから、彼も、「今日、死ぬ人に、そんなに悪さをしない」のではないか。
(2)日ごろから、「365日、Anytime勝負」しているので、休むとかえって、体調が悪化する。
(3)少し調子が悪いとき用の、仕事や研究を事前に用意している。それを、やるだけだから、そんなに大変なことではない。起きているとき、食事をするのと、同じくらいの感覚である。負担には、ならない。
(4)それよりも、なによりも、“自分という存在”“自分がやっている機能”が、「社会や、これから世に出ようとする人の役に立っているのか」を自問自答している。そして、「成川」という人間の、この世での役割を果たしていかなければ・・・と念じ、一日を通過している。
(5)さらに、今までに、お世話になっている人たちや組織に、恩返しをしなければならない。だから、「風邪を引いて、休んでいる場合ではない」のである。
(6)今の日本には、体制・個人とも大変、問題が多い。この分だと、「もたない、おそれがある」。誰も気づいていない、短所もある。気づいても、改善されない弱点がある。「神という存在」がいて、わしに命を与えてくれているのだから、少しでも、この短所・弱点を直すのに、わが身を差し出せればと、望んでいる。
(7)日ごろから、自然なものを食べているから、体がそんなに悪化しないように、できていると思う。
このように、風邪を引いている割には、あれやこれやと考え、行動している。そのため、風邪君が、「あなたは、忙しそうだから、邪魔しないように」と、配慮してくれていると、推測している。ただし、1つ。他の人にうつさないようにと、気を配っていかなければならない。
若い君よ! 体の調子の悪いときには、わしの考えを参考にしてほしい。君は、少しでも、多めに睡眠をとって、明日に備えて。これからの日本を支える、プロフェッショナルになるのだから。さあ、今日も少しトーン・ダウンしながら、走る!! さあ、行くぞ。
なお、本日午前4時更新の「司法試験(新司法試験)・予備試験ブログ」は、司法試験(新司法試験)・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
Q:「病気に関して、一番、注意しなければならないことは、何でしょうか」(予備試験を目指す会社員)
A:「一番、重要なことは、“自分は、病気にかからない”と思うことである」
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