受験生には、2つのタイプがある。
（1）問題改善型
（2）責任回避型
まず、（1）問題改善型は、「よし、やろう！」と決めたその瞬間から、本試験、そして最終合格の通知を手にする日までの受験生活を、「少しでも、昨日より良くしよう」と考えて過ごす人。勉強を始めれば、知らなかったこと、わからないこと、うまくできないことが、たくさん出てくる。それらの問題を、1つひとつ根気よく自力で改善していくタイプだ。合格者は、例外なく、このタイプに属する。
次に、（2）責任回避型は、改善を実行するよりも、「やらない」「できない」言い訳に熱心な人。「まだ習っていない」「他の科目に時間を取られたて「仕事が忙しくて」などなど。問題を直視することを避け、幼稚な自己正当化を繰り返して、不完全燃焼で尻すぼみのまま受験生活を終えてしまう。このタイプから、合格者が出ることは、万に一つもない。試験の難度が上がるにつれて、限りなくゼロに近づく。
もったいない人生にならないため、受験生は問題改善型になってほしい。
なお、本日午前4時更新の「司法試験（新司法試験）・予備試験ブログ」は、司法試験（新司法試験）・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
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