ビジネスの本質

こんな人もいる・・・

入交(いりまじり)昭一郎さん(71歳)は、ホンダの副社長をされた後、現在、旭テック会長である。「製造業から見た日本と世界」というマスコミのインタビューの中で、次のように述べている。今の日本の現状について5点を指摘。
(1)「1人1人の質を高めないと、いけない」
これは、製造業に限らず、すべての日本人いや、すべての人間が、心がけなければならない。わしのいう「自己価値を上げる」ことである。
(2)「師弟制度で、たたき上げていくしかない」
親方ー弟子の人間関係の中で、「上司は、愛情をもって、しごく。部下は、素直に訓練を受ける。時間は、かかる」。しかし、そこから、「自己価値が上がっていく」。
(3)「今の日本の若い人は、怒られることがない」
これは、怒らない年長者の責任である。上司が、嫌われたり、悪く思われるのを避ける「小者」になり下がった。経験者は、社会の充実のために、もっと若い人を、しかるべきである。「日本人みんなが、恐れず、自己価値を上げる」こと。
(4)「若い人は、あまり海外に行くことを好まない」
少子化のせいであろう。若いときは、どんどん未知の世界・未知の分野に乗り出すべきである。「知らぬ間に自己価値が上がるから」。「失敗がなんだ」である。
(5)「一番の心配は、若い人たちのマインドです」
これからの社会は、若い人たちが中心になるわけである。その中心人物たちが、ビビッテどうするのか。「自分が本心から、かわいかったら、自己価値を上げよ」。この点について、わしは言いたい。若い人たちだけでなく、すべての日本人は、「希少性という危険に向って走れ」と。「アッ」という間の人生を、自分のため、社会のために課すには、「勇気をもて」「ビビルナ」である。そうすることで、「自己価値」「自国価値」が上がる。
なお、本日午前4時更新の「司法試験(新司法試験)・予備試験ブログ」は、司法試験(新司法試験)・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
Q:「友人たちと話をしていても、後向きのことばかりを言う。そんなとき、先生なら、どうしますか」(予備試験の受験生・29歳)
A:「まず、君が考えよ。わしなら、(1)友人と話をしない(2)チキン(にわとりのようなビビリ)の友人を笑わす・・・だろう。“ビビッタって、人生”“勇気をもって行動しても、人生”である」
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