人生を面白くするヒント

「脚本家、旅立つ」

一般の人たちに、親しみを感じさせていた脚本家が、亡くなられた。市川森一さん。10日、肺がんであった。70歳。これまで、NHKの大河ドラマ「黄金の日々」「山河燃ゆ」から、特撮番・ウルトラマンのシリーズなど、幅広いシナリオを作り出してきた。
わしは、10年ほど前、市川さんがメインのコメンテーターをするニュース番組に、1時間ばかり出演したことがある。同じ年齢のよしみもあって、番組の前後で、しばし話し合った。「難しい現実の人間社会の“あるべき姿”を、時代物を通じて、表現したい。それにしても、各業界にシンのある人が少なくなりましたですね」と言っておられた。白髪でいつも笑顔。ソフトなしゃべり方だったが、その底に一本、筋の通った「男」がいた。
少し気にかかったことを、10年後の今でも、ハッキリ覚えている。あいさつの握手をしたとき、のこと。彼の手のひらは、少し赤く厚かったが、力がなかった。握り返すパワーが伝わってこなかった。「アレッ」「どこか病気では・・・」と、わし。平均年齢より少し、早い旅立ちの原因が、このころからあったのだろうか。
郷里・長崎から出てきて、日本のためにメディアという世界で、「ひとつの仕事」をし終えた1人の男が、逝ったのである。市川森一さん、安らかにお休みいただきたい。
【合格一本勝負】
Q:「11月末の寒い日、おじ(68歳)が亡くなりました。クモ膜下出血で、“アッ”という間でした。人間の儚さ(はかなさ)を感じます」(予備試験・受験のサラリーマン)
A:「だから、“一日一生”なのである。昨日は、ない。明日も、ない。今日あるのみである。今日の朝に生まれ、夕に死ぬ。今、この時間をトコトン楽しく仕事(勉強)する。または、ドカーンと遊ぶ」
【イベントのお知らせ】
毎年恒例!成川先生の「正月の叫び2012
● 日時:2012年1月1日(日・祝)14:30~16:00
● 詳細:ライブDVD(2012年1月18日までのご注文は、先行予約特別特典有り)
【成川豊彦の関連ホームページ】
成川.net(毎朝4時更新)
(パソコン用)合格グッズ.com
(携帯版)合格グッズ.com

オススメ講座

成川豊彦日記修了まで

ペイパル新規登録キャンペーン

アーカイブ

にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
PVアクセスランキング にほんブログ村
PAGE TOP