「パワハラ」という言葉が登場して久しいが、わしはその当初から、「そんなもの、仕事がロクにできないやつらのひがみ根性の産物だろう」くらいに思っていた。ところが本当に、実際にあるのだ! 被害者は、大手商社の管理部に勤務する41歳の女性。上司である58歳の男性部長の誘いを断ったことから、ややこしいことになった。ややこしいというより、「殺伐とした」といったほうがよいか。ある日を境に、パッタリと、その女性は仕事を一切与えられなくなったのだ。新しいプロジェクトはもちろんのこと、ルーティンの業務からも外される。たまりかねて、駆け出しOLの頃のように、コピー、お茶汲み、資料の整理や掃除をしようとすると、当の部長から静かなひとこと。「何もしなくていいから」。
わしは全然、知らなかったが、パワハラとしてオーソドックスなこの方法、普通の人は1ヵ月くらいで変調を来たし、3ヵ月以内にはほぼ全員、会社を辞めていくという。負けず嫌いで仕事もバリバリできたこの女性は、「いつか事態は好転する。周囲の人たちはちゃんと見ているのだから」と半年近く粘り抜いたが、それでも結局、何も起こらず、とうとう自分から辞表を提出したそうです。
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【合格一本勝負】
Q:ジョギングよりも、ウォーキングのほうが健康にいいって、本当ですか?(ロースクール生・大阪府Aさん)
A:実感として、本当! 特に、35歳を過ぎたら。
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