一昔前のプロ野球では、ドラフトの際、人気がない球団に指名された有力選手が、入団を拒否することがよくあった。ところが今では、あまり目立たない。なぜか? 大リーグへの道が、現実化したからである。
選手生命が日本で終わりだと思えば、どのチームを選ぶかは非常に重要な問題となる。しかし、まだ先があるとするなら、とりあえずどこへでも行って、プロとしての実績を積み上げればいい。力のある選手ほど、そう考えるようになったわけだ。
日本のプロ野球機構や球団サイドからすれば、人材流出の危機にさらされているわけだが、純粋に野球が好きなファンや選手たちにとっては、喜ばしいことである。
どんな業界でもそうだが、やはり夢がないと、すぐに閉塞感に包まれて、頭打ちになってしまうのだ。
<人生一本勝負!>
Q:司法書士の勉強をスタートして4ヵ月ほどになりますが、仕事では使わないアタマを刺激されて、なんだかいい気分転換になっています。……呑気過ぎますか?(京都府Uさん)
A:いや、実に頼もしい! あっさり合格するには、それくらいの余裕が必要だ!