わしの場合、郷里・徳島の阿波踊りが過ぎると、「これで、今年の夏も終わりだな」と感じ入るのだが、祭りの様子も半世紀前とは随分変わった。まず、踊り方が全然違う。以前はテンポの激しさの中にも、何とも言えない情緒があったのだが、今では完全なパフォーマンス。「目立てば、勝ち」といった雰囲気が支配的なのだ。これは衣装にも言えることで、すっきりした浴衣姿は地味な存在に押しやられ、ゴテゴテ、キンキラが大手を振っている。その一方、昔、夜を徹して中心街を踊り抜くといった威勢の良さは影をひそめて、今では、5ヵ所ほど設置された桟敷席の前で、まるでテレビ中継のために数時間ほどやる程度。ソーラン節も、よさこい節も、みんな同じようなノリになってしまっているのだ。
古き良き伝統を愛するわしとしては、せめて「郡上踊り」だけでも踏ん張ってほしい。東京のあちこちでも開催されるようになった阿波踊りを横目で見ながら、この夏もちょっと寂しい思いがしました。
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【合格一本勝負】
Ｑ：先日、依頼した弁護士が頼りなくて、結局、本人訴訟にしたという話がありましたが、私の親戚にもいましたよ。（ロースクール志望・愛知県Ｈさん）
Ａ：やはり、セミナー流行か？！
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