国民栄誉賞の受賞が決まった「なでしこジャパン」。わしもテレビの前で応援していたが、大いに学ばされました。まず、決勝戦に象徴されるような「最後の最後の最後まで、あきらめない精神」。勉強にも仕事にも、人生そのものにも言えることなのだ。そして、さらに声を大にして言いたいのが、コレ！　「苦しいときは、チヤホヤされなくていい」。一気に世界に名を知らしめた彼女たちだが、ほんの数日前には日の目を見ない地味な存在だったのだ。練習場もない。お金もない。あるのはほとんど体ひとつに、やる気だけ。それでも、目標に向かって努力をあきらめない限り、いつかは、そう遠くない将来に、大事を成し遂げられると彼女たちは教えてくれたわけだ。
つまり、現在はまったく評価されなくても、隠れた準備期間だと思えばいい。「成果が出ないときには無視され、成果が出たらチヤホヤする」。それが社会であり、世間である。「世間は薄情」などと思わないで、コツコツ我が道を歩んでいけば、未来には祝福が待っている！
なお、本日午前4時更新の「新司法試験ブログ」は、新司法試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
【合格一本勝負】
Ｑ：なでしこジャパンの活躍を見て、ひとこと。「評価は、後からついてくる」。（弁護士志望・東京都Ｓさん）
Ａ：そして、その評価は、おおむね正しい！
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