わしも常々感じていることだが、新司法試験の試験委員からもこんな声が多く上がるようになった。
「自動販売機みたいな勉強ばかりしている受験生が、多過ぎる」。
つまり、法的な評価を自分の頭で作り出すのではなく、判例や条文に丸投げして、ガチャンと答えを出そうとする人がほとんどなのだ。「どうして、それが正しいのか？」「なぜ、間違っているのか？」「社会的に妥当といえる線は、どこなのか？」といったロジックを自ら導き出すことを放棄している受験生たち。「これでは、資格試験の意味がない。資格以前の問題」と現場は、悲嘆に暮れている。
エリートこそ自分の頭で考えるべきではないのか。信じるに足る自分の意見を生み出すべきではないのか。この努力を忘れたところに、プロ意識は育たない！
なお、本日午前4時更新の「新司法試験ブログ」は、新司法試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
【合格一本勝負】
Ｑ：社会人になって3年目。生まれて初めて、「勉強がしたい」と思うようになりました。（会計系資格志望・東京都Ｓさん）
Ａ：大人の階段の1歩！
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