以前、ソーシャルワーカーの仕事をしている女性から、「複合家族」という言葉を教えてもらったと書いた。子連れ同士が再婚して出来た家族で、近年の日本で増えているのだが、精神面でも経済面でも、うまくいかないことが多いという。彼女は現前する問題として、その解決に日夜取り組んでいるのだが、心を砕いているのは「今」のことだけではない。なぜなら、特に女性の場合、子どもを虐待してしまうのは、円満な家族と無縁、疎遠だった人が圧倒的に多いという統計的事実があるからだ。つまり、現在の複合家族が、将来の不幸な家庭の温床になるのではないかと、彼女は心配しているのである。
さらには、親から大事にされなかった子どもには、「自己無価値観」が植えつけられてしまい、無気力になり、家庭を持つことに希望を見出せず、男女ともに独身者が増えて、無縁社会が拡大するおそれがあるという。
物質的にいくら豊かになっても、寂しさには勝てないのが人間。大人だってそうなのだから、子どもたちは尚更である。
我々は、自分の身の回りから、「楽しい雰囲気」を作り出していきたい。
なお、本日午前4時更新の「新司法試験ブログ」は、新司法試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
【合格一本勝負】
Q:ロースクール修了後、1度失敗している者ですが、自分でも気付かないうちに、「黄金比」が狂っていたように思います。(弁護士志望・東京都Sさん)
A:自分で気付ける人は、自分の力で直せる! それが「プロ」、または「プロのタマゴ」。
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