東日本大震災による原発事故について、「規制の乗っ取り」が問題視されている。本来、国が東京電力を規制する立場であるのに、最新の知識、技術、資金力、そして何より事故現場で収集される情報が、規制される側の東京電力により多く握られているため、立場が完全に逆転しているのだ。これを受けて、「原発のような重要施設は国有化すべき」との議論も出ているが、国が持ったら持ったで、非常時における国民の疑心暗鬼がさらに拡大するおそれもある。
「原発のような重要施設には、強力な超法規的権限を備えた国際機関の監督が必要」。地球環境をひとつと考えるなら、これしかない。
なお、本日午前4時更新の「新司法試験ブログ」は、新司法試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
さあ、いくぞ───。
【合格一本勝負】
Q:節電しても、東京での生活に不自由は感じません。かえって謙虚に仕事と勉強ができている自分がいます。(弁護士志望・東京都Kさん)
A:事態が収束するのが、いつになるかわからない。早いうちに、自己価値を上げないと。
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