わしが敬愛する人生の大先輩・地（しょうち）三郎先生（九州の養護施設「しいのみ学園」創設者）は、99歳になってから世界一周講演旅行を始められた。講演時間は毎回90分。初めに必ず現地の言葉で挨拶をし、最後は必ず黒田節を踊ってしめるという。これぞ、グローバル時代の日本人！
さて先日、先生が実践されている健康法として、「一口30回噛む」という食事法を紹介したが、大事なことがもう1つ。それは、「語学の勉強」。先生はこれまでに、英仏独露中にポルトガル語の6ヵ国を習得され、毎日欠かさずつけている日記はハングルで記すという。
体だけ元気でもボケてしまったら、いい仕事はできない。「125歳まで、生きてみせる！」とおっしゃる先生の健康法はいつも、「キチンと働いて、責任を全うする」という観点から実践されているのだ。
わしはまだ、地三郎先生にお会いしたことはない。しかし、人生・ビジネス・健康など、いろんなことをご教示してもらいたいと思っている。
【合格一本勝負】
Ｑ：被災地の様子をテレビのニュースで見るたびに、「働ける幸せ」「勉強できる幸せ」を感じずにはいられません。（弁護士志望・大阪府Ｋさん）
Ａ：それはあたりまえのようで、あたりまえではない。
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