司法書士の勉強をしている受験生から聞いた話。彼のお父さんは手広く輸入雑貨の会社を経営しており、新年度を前に、社長秘書を新規採用することにした。新卒を含めて、「自分はまだまだやる気のある若手」と思う人なら誰でも応募可能。短期間の募集にも関わらず、すぐに30人ほどがエントリー。彼のお父さんは、「うちのようなさして有名でもない中小企業に、これだけパッと人が集まるなんて、やはり雇用情勢は厳しいのだな」と思ったそうだが、いざ面接が始まってみると、とんでもない。応募者のうち6人、職を求めていたはずの20％が、何の連絡もなくすっぽかしを食らわせたのだ。
「こんなふざけた就活をしておいて、何が不景気か！」と、社長さんは怒り心頭だったそうです。世の中は本当は、不景気ではないのである。
【合格一本勝負】
Ｑ：相撲の八百長問題について、成川先生とまったく同意見です。「この一番！」に力士も協会も勝負を賭けるなら、いっそトーナメント方式にでもすれば？（社労士志望・愛知県Ｍさん）
Ａ：「競技」としての道を選ぶのなら、それがいい。「興行」とはまた別だからな！
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