日本の高度成長期には、夢があった。それは、「アメリカン・ドリーム」である。日本の国力が急激に増大したのは、「日本人の持ち前である勤勉さ」と「豊かで力強い異国への憧れ」がマッチングした結果なのだ。どちらが欠けても、今日の繁栄はなかっただろうと、わしは思っている。
さて、「アメリカン・ドリーム」の縮小版が、「東京ドリーム」。現在でも盛んな「上京志向」だ。これを読んでいる人の中にも、勉強や仕事のために、東京へ出て行こうと計画している人もいるだろう。
ところが、世界でも有数の先進国の首都で成功しようと思えば、そこそこの努力ではてんでお話しにならない。そこのところを勘違い、あるいはいまだ気づいていない人たちが、東京にはウヨウヨたくさんいる。「ここが、先祖からの故郷」という人を別にすれば、東京は住む所ではないのだ。水も空気も汚くて、人間関係は希薄、またはぎこちなく、食べ物は高い上にマズイ! 住居は、高い上に狭い! メリットは、「他者と熾烈な競争ができる環境」「プライバシー天国」の2点だといっても過言ではないのである。
長らく東京にいて、あまりパッとした成果が得られない人。これから上京しようと考えている人。そんな人たちは、東京の都市機能と、自分が思い描くライフプランを、今一度よく参照・検討してみてください!
【合格一本勝負】
Q:大学生の3分の1が、内定をもらえないという状況。先生は、どのようにお考えですか?(検察官志望・群馬県Sさん)
A:時代は、自分で選べない。だから、自分で選べることにだけ神経を集中する! ここから、「自己価値を上げないと、社会のことをとやかく言えない」ことを学ぶ。
【成川先生もう1つのブログ】
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