秋田県角館、岐阜県郡上八幡など、日本には「小京都」と呼ばれる所が、20ヵ所ほどある。「呼ばれる」というより、観光業を中心とした地元が「自称している」といったほうが正確だろう。京都が持つ歴史性、雅や情緒あふれるムードを拝借しているわけだ。「ナントカ銀座」が、全国にやたら多くあるのと同じである。
お客さんにアピールしたい、ぜひとも来て欲しいという気持ちはわからないではないが、所詮、借り物は本家には勝てない。どんな地域でも、独自性が必ずあるのだから、そのイメージを上手に根気よく訴えかけていくほうが、本当の意味で地元のためになると思うのだが……どうだろう?
<人生一本勝負!>
Q:2008年合格目標で、ロースクール進学の準備をして来ましたが、先日、「弁護士の数は十分に足りている。増員しても、質の良くない弁護士、仕事にあぶれる弁護士が増えるだけ」といった記事を読み、ショックでした。ロースクールでの不正疑惑もあって、将来が心配です。(愛知県Uさん/男性28歳)
A:司法制度改革による歪みはこれからも出てくるだろうが、要は、あなたがどんな法曹になるのか、そのための準備をどのようにやるのか、それだけを考え、実行すればいいのだ。